すかいうぉーかー

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#246 見事な仕事だと感心はするがどこもおかしくはない


【一日経って】











レンフルード:やあ、お待たせ。


ロス:おや、遅かったですね。


レンフルード:うん、ちょっと荷物を受け取ってたから。


ロス:荷物?


レンフルード:リーン。君宛だよ。


リーン:えっ。 だ、誰から?


レンフルード:それは見てのお楽しみ、かな。


リーン:わ……解ったわ。ここで開けてもいいの?


レンフルード:いや、部屋に戻ってからのほうがいい。中身は服みたいだから。


リーン:!


ロス:!


レンフルード:ん?


リーン:……開けてくる! ペルデ、着いてきて!


ペルデ:らじゃ。










レンフルード:で、何かあったの? 2人して妙な顔してたけど。


ロス:いえ、少し前に服の話をしてたのを思い出しましてね。


レンフルード:へえ、じゃあ丁度良かった……のかな?


ロス:どうでしょうね。 戦闘に耐える服、がオーダーでしたから。


レンフルード:あ。


ロス:ん?


レンフルード:いや、まあ……それならきっと、丁度良いかな。


ロス:戦闘用の服なのですか、あれは?


レンフルード:うーん。少なくとも、その辺の鎧よりは頑丈だと思うよ。




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マスター:戻ってこないね。


ロス:はて、庭はそんなに遠くには出していなかったと思いますが。


レンフルード:着方に迷っているのかな?


ロス:そんなに複雑な服なのですか。


レンフルード:巫女系の服は独特な作りになってるから、それに慣れていれば大丈夫だと思うんだけど。


ロス:ふむ……。そう言えばかなり前ですが、黒基調の着物を着ていたことがありましたね。


レンフルード:え、いつの話?


ロス:私が彼女と初めて出会ったころですから、結構前ですよ。


レンフルード:ふぅん、知らなかったな。


ロス:しかし、確かに遅いですね。そろそろ様子を────。


リーン:……ただいま。


ロス:っと。お帰りなさい、遅かったで………










リーン:………。


ロス:………。


レンフルード:………。


リーン:………。


ペルデ:みんな、黙った。


ロス:うっ……いや、……何と言いましょうか。


リーン:何よ……似合わないなら似合わないって言いなさいよ。


ロス:逆ですよ。もっと違和感があると思っていたのですが。


リーン:え………。


ロス:似合ってますよ、リーン。


リーン:あ、う、その…… あり、がと……。










レンフルード:サイズとか、動きやすさはどう?


リーン:あっ、そう、それなんだけど。 ……おかしいの。


レンフルード:おかしい?


リーン:サイズぴったりなの。 それに、結構布も多いのに、着てみると全然重くなくて。


ロス:ほう。それはまた、凄いですね。


マスター:でも、余り頑丈そうには見えないけど。


リーン:そう……なのよね。 ………。


ロス:何か、気になる点でも?


リーン:ええ。……ちょっと、ここだとアレなんだけど。


レンフルード:じゃあ、外へ出ようか。


ロス:ああ、それじゃあ私はこれを飲み終わったら行きますよ。先に行っててください。


レンフルード:解った。


リーン:ペルデ、ヤブ医者に着いていて。


ペルデ:らじゃ。










ロス:行ってしまいましたね。


マスター:………。


ロス:どうかしましたか。


マスター:君は何も感じなかったのかい。


ロス:何か、と仰いますと。


マスター:ああ、いや……そうか、君は冒険者じゃなかったね。仕方ないか……?


ロス:あの服のこと、ですか。


マスター:! あ、ああ、その通りさ。


ロス:………。


マスター:上手く言えないんだが……、その、なんだ、……違和感があると言うか。


ペルデ:店主。


マスター:んっ!? な、なんだい?










ペルデ:あれは、エレメンタラーの職服。


マスター:えっ?


ペルデ:ノーザンが保有する魔術師用の装飾、その一種。


マスター:い、いや、あの。


ペルデ:ただちょっと彼女の姉代わりの人が装飾に凝り過ぎただけ。


マスター:いや、だから、違和感は外見だけではなくて……。


ペルデ:装飾に凝り過ぎただけ。


マスター:あの、ちょっ……。


ペルデ:装飾に凝り過ぎただけ。


マスター:………。










凝り過ぎただけ。










あっ……ハイ……。










ゴリ押した……!!




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