すかいうぉーかー

ECOでなんかやってます。(クローバーワールド)
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#247 きっとそれは些細な変化


ロス:おーい。





レンフルード:やあ、さっきぶり。


ロス:その服のことは聞けました?


リーン:……うん、まあ。


ロス:おや、歯切れの悪い答え。


リーン:お姉さまからのプレゼント、ってことは解ったけど。


ロス:ふむ。それは良かったですね。


リーン:何よ……嫌味?


ロス:いえ、単に「自分の身体にジャストフィットする服を、赤の他人から贈られたら逆に気持ち悪い」のではないかと思いまして。


リーン:……確かに気持ち悪いけど、それに気づくアンタのほうが気持ち悪い。


レンフルード:うーん、まあ……リーンの気持ちも解るかな。


ペルデ:深読みしすぎ。


ロス:あれっ何ですかこの全面的なアウェー感。










レンフルード:さて、それじゃ懸念点を検証しようか。


リーン:そうね。ここなら人も来ないでしょうし。


ロス:懸念?


リーン:この服が本当に戦闘に耐えうるか、ってこと。


ロス:ああ、そうか。元々のオーダーは戦闘用の服でしたものね。


レンフルード:それじゃ、用意はいい?


リーン:ええ、いつでもいらっしゃい。


レンフルード:ペルデ、万が一の時はカットをお願いするよ。


ペルデ:任務、了解。


ロス:私は……まあ、出る幕が無いのが一番ですがね。


レンフルード:そうだね。とりあえず、巻き込まれない程度には離れていて。


ロス:そうさせて貰いましょう。


レンフルード:それじゃ、始めよう。 コード転送、データリンク開始───。










マシナフォーム、起動。










ファッ!?










レンフルード:さあ、構えて…… あれ?


リーン:………。


ロス:………。


レンフルード:どうしたの2人とも。


リーン:ど……どうしたの、じゃないわよ。 何その格好。


レンフルード:え? あ、……あー。ごめん、言っていなかったね。 実は、さっき遅くなったのはこのパーツ換装に時間を取られたからなんだ。


リーン:パーツ……かんそう?


レンフルード:以前の僕は、戦端の最前線を駆け、尚耐え抜く能力を求められていた。だから自己修復用にライフテイクや、相手を翻弄するためのクローキングなどを備えてたんだけど………。


リーン:な、何よ。


レンフルード:中隊レベルの作戦行動ならまだしも、少数での戦闘には余り向かなかったんだよね。 現に今までの僕は、君が傷付いても癒すことができなかった。


リーン:え……、でも、それはそう言うものでしょう? 冒険者だってそうだわ、剣士が回復魔法を使えたりはしない。だから、薬とかで補っている訳だし。


レンフルード:うん……そうだね、普通のヒトならそうだろう。


リーン:だったら……。


レンフルード:でも、僕は普通のヒトじゃない。


リーン:!!


レンフルード:あ、決して悪い意味ではなくてね。










レンフルード:僕は、今の僕として最良である姿を目指すべきだ。 そう考えて、オリジン……ハル=オリジナルにそのことを打診した。その結果がこれさ。


リーン:………。


レンフルード:この身体と回路には、オリジンのデータマップの一部がフィードバックされている。 一級の魔術師ほどではないけれど、簡単な攻撃・回復魔法が使えるようになっているんだよ。


リーン:え、じゃあ、瞳の色が赤いのは……?


レンフルード:うん、まあ副作用みたいなものだね。


リーン:………。 私の……ため……?


レンフルード:君を含む、皆のため、かな?


リーン:皆の………。


レンフルード:ま、丁度良かったかもしれないよ。今の僕なら魔法も使えるから、その服の対魔性能も確認できる。


リーン:え? あ、ああ、そうだったわね。










ロス:あの。


レンフルード:ん?


ロス:割り込んですみませんが、どうしても尋ねたいことが。


レンフルード:何だろう、かしこまって。


ロス:その格好は、貴方にとって特に違和感はないのですか?


レンフルード:うん、特に稼働に支障がある部分はないけど。


ロス:……あのですね。その、困惑しているのが私だけなのかと徐々に不安になってきたのですが……。


レンフルード:歯切れが悪いね、珍しい。 僕のことなら、何も気にせず言ってくれていいんだよ。


ロス:………。 では、その言葉に甘えて、お尋ねしますが。














その身体、女性型ですよね?














レンフルード:………。


ロス:………。


リーン:………。


ペルデ:………。














あっ。














気付いてなかったー!?





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